自分の描いたものに興味を示してもらえる、それだけでこんなにうれしいことはないのに。
さらに好意的な言葉で言い表してもらえる喜びは、言葉にしようがありません。


ひとつのものを仕上げる時間が、以前にも増してかかるようになってしまいました。
結果、こんな大遅刻です。ごめんなさい。


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これからもあなたにとってすばらしい日々でありますように。

多視点

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人はそれぞれ違いがあります。


その人の「今」は、それまでの積み重ねたもの、そのものだと思っています。
「積み重ね」という表現が能動的な努力や精進というイメージだけを与えてしまうならば、「降り積もり」でも良いかもしれません。
その人の「今」は、それまでに降り積もったもの、そのものだと思っています。


ひとつの言葉が持つ意味合いも人によって異なります。
どんなシチュエーションで使うか、どんな言い回しか、どんなタイミングか。
言葉の幅の違いかもしれない、角度かもしれない、それまでのその人の降り積りによる高低の違いかもしれない。
その言葉の意味するものを実際に「手にしたことがあるか」、「手にしたことがないか」の根本の違いかもしれない。




何か事に臨むにあたって、ひとつの言葉を用いて表されたスタンスがあったとして――


一見、相容れないかのような言葉で表現できてしまう別のスタンスがあったときに――


一方が、もう一方を完全に否定してしまうようなケースばかりだろうか、なんてことを考えています。
どちらかがどちらかを内包している、どちらかに内包されているような場合がないだろうかと。


ひとつの言葉で表されたものを下地として、さらに上塗りを重ねていくことを模索するようなスタンスとか。
ひとつの言葉で表されたものを到達点、通過点として目指してしっかりとした下地作りを模索するようなスタンスとか。




わたしは今までに、「こんなことが(苦手で)できない」とか「こんなことをやってみたい」ということを表に出したことは何度かありますが、自らのスタンスをはっきりと表したり、看板として常に掲げ続けるようなことはあまり得意ではありません。
はっきりとしたスタンスがあるならば、あったとしたら、それを「黙って、秘めて、持って、やればいい」。




仮定の話です。
もし、ある場所で、傍から見た人に「わたしのスタンスとして映ったもの」があって、わたしにはそれを通すしか術がなくて(知らなくて)、その人が自らのスタンスを貫くにあたって、わたしのそれが障害となることがあるならば――


わたしはその場所から少し距離をとることを進んで選べます。
自制とか犠牲とかそんな高尚なものでなく、「人の違い(人による違い)」を簡単に示せる方法だと思うのです。
それは互いに「降り積る」のだから、こんなに良いことはないような気がします。
どちらが正しい、どちらが間違っている、そんな話でもありません。


そのスタンスとスタンスのように映ったものに「楽しさ」という共通項がある、どちらかが内包している、されているならば、なおさら、そうすることが望ましいように思います。




最後の部分は攻撃的なようにも思われるかもしれませんが、そういう意図はありませんので、お許しください。
わたしは「まだ持っていません」。
そのことをお伝えできればと思います。




ひとつの「つぶやき」を切欠に、ずっとモヤモヤと抱えていたものをこんな風に
整理することができました。
ありがとうございました。




メリークリスマス


良いお年を

むこうがわ

今さらですが、あけましておめでとうございます。
ダイアリーでのごあいさつがまだ済んでいなかったのでお許しを。


30秒ドローイング」は、5日で365日達成となりました。
後半の半年で感じたことなどのまとめは、また別の機会に。
ハイク1.1になって若干、ペンの癖が違って(伸びとかにじみとか)ツールが変わったときの描けなさや、24時間以上ペンを待たなかったときの描けなさにかなり凹むので、もうしばらく続けていたいと思います。


うごメモは去年は結局、新年のご挨拶しか投稿できなかったし、今年の新年のご挨拶もしていないし…。
いろんな方のメモを拝見することも7月か8月くらいから、できなく(しなくなって)しまって申し訳ないという思いがありつつ、ひとつのことをはじめるとそればかりになってしまう情けない状態であります。




この内容はクリスマスイヴに下書きをしたものなのですが、「そう思う理由」などをきちんと伝わるようにしようとすると、どうしても固すぎたり、重すぎたりして、「年末の挨拶に…」「新年の挨拶に…」「365日の節目に…」と思いながらも今日になりました。


以前、ハイク2の方で少し似たようなことは書いた(今は消してしまった)のですが、いろんな方のハイク、ダイアリー、写真、絵などを拝見するときに「向こう側」をイメージするようにしています。


二度寝の誘惑を振り切っての「おはよう」のあいさつ
急いで玄関を飛び出していく姿
満員電車の車両が入ってくる駅のホームやそこにいる人々
電車を乗り過ごしたときの焦燥感やあきらめ
家族を送り出して家事もひと段落の「お母さん」
花や空の写真の写っていない部分にあるだろう空間
その瞬間を写真で切り取るためにこちらの存在を感じさせないように気配を押し殺す、あるいは意図的にこちらに意識を向けさせようとするカメラのこちら側にいる人
絵を描きながら納得のいかない線や色を何度も置き直す人
うまく伝わるように文章を推敲する人
書いた内容に反省する人、後悔する人


人間がイメージできることは、間接的な伝聞も含めた自身で経験のあることだけだろうから、実際とは完全に一致しないし、「正しくない」んだろうけど、「向こう側」に空間があって、人がいて、関係があって、感情があることをできるだけイメージしています。
できるだけ忘れないようにしています。



6月16日のダイアリーで「絵を描きながら『こんな風にできたらいいなぁ』と意識してるようなこと」に触れないままになってしまったのですが、できるかできないか、できているかどうかは別にして、描いた内容に小さなお話や感情を入れたいな、持たせたいなとずっと思っています。
今まで描いたものの全部がそうではないし、そう感じてもらえないものが多いこともわかっているつもりです。




ハイクで短編の文章を書かれる「nisinao」さんという方がいらっしゃいます。
お話がとてもステキなんです。
登場人物の関係性というか「距離」が想像していて楽しい。
互いに(行為や言い回しを)許容してる近さとか、ちょっと遠いけれど同じ場に居合わせてる関係の描写がステキなんです。
絵が、表情が、姿が浮かぶんですね。
ハイクをはじめて、描いた絵に星をいただいた流れで、文章を目にしたのが知るきっかけだったのですが、そのときに「『うごメモ』でこの文章に絵を添えられたらステキだろうなあ」と簡単に思ったものの、イメージしたものをそのまま描写できる技術も能力もなく「こういうものをきちんと描写できるようになりたい」というのが練習をはじめるきっかけのひとつだったり、上に書いたような意識を強くしたきっかけだったりします。


やはりハイクでのできごとですが、去年の春先に描いた絵の感想として、ある方から「人間を見ようとしているような」「優しい視点」ということをおっしゃっていただけたことがありました。
それまで描いたものの印象としておっしゃっていただけたので、とても嬉しかったです。
見てもらえてるということと、そんな風に感じてもらえてるということがとても嬉しかった。
正直なところ、自分の描いたもののどこに何にそう感じてもらえる部分があったのかわからなくて、しばらくその言葉に縛られるようなこともあったのですが、今でもこの言葉は描くものの羅針盤(コンパス)のひとつになっています。
今でも同じイメージでいられてるのかな…。




その他にもいただいた反応だったり、少しだけ交わした文章の中の言葉が、その人自身が、描くときの羅針盤(コンパス)だったりしています。
ハイクは本当にあったかいなあとか、ありがたいなあと思っています。
ほとんど絵しか描いてないのに反応もらえてりするとただただ感謝しかないです。




どうしてこんなことを強く意識しているのか、思っているか、拘るのかというと。
高校、大学では、まだ存在しない向こう側をイメージし、条件と擦りあわせて表現することを学んできました。
院に進んだ後に人間関係が原因でその分野からドロップアウトしてしまいました。
その事実は、トラウマとまでは言わないまでも、それまで積み上げてきたもの、それで飯を食うことを目的にしたものから逃げてしまったことの虚無感というか、挫折感というか、「自分には何もない」という思いだけが残り、それ以降の自分の多くを占めています。今でも。
知識としては積み上げたものは持っていても、今、実際にその分野で働いている人に比べればそれは「死んだままの(生きていない)もの」でしかないので劣等感でもあります。
「何を学んだ」とはっきりといえないのもそんな恥ずかしさがあるからです。


仕事の多くが「俺はこんなことやりたくてここにいるんじゃない」と一度は思うことなのかもしれませんが、「向こう側をイメージ」することに対してそんな経験をしていないからなのか、自分で言うのも恥ずかしいですが、純粋なままなのかもしれません。
また、積み上げることでできるようになる、成せてない何かが欲しいのかもしれません。




2010年だから2010枚のめがねこの絵を描くよに描いた一枚です。



小さなお話や感情をうまく表現できたということではないのですが…雪合戦のひとこまを描いたつもり。
この娘は左手で投げようとしています。
「左投げの娘」で終わるか、その先を想像してもらえるか…その前に気にするまでもないか…。
雪合戦で両方の手に雪をもって右を投げて、左から持ち替えて投げた方がたぶん目標には当たりやすいはずですが、それをしないほど「夢中」か「投げることに慣れていない」でそのままなのか。
この次の動作で、投げ慣れていない女の子がピョンと跳ねるような動作になって、まったく違う方向に投げてしまうようなところにかわいさを感じます。
投げる側、投げられる側でない視線(アングル)から、夢中なのか、かわいさを見せる女の子なのか、そんな娘に視線を向ける、奪われる「誰か」の感情はどんなものだろうか。
その「誰か」や女の子自身に見た人が自身を投影できるだろうか、過去の似たような思い出を引っ張り出せるだろうか。
そんなことばかり考えています。


はじめにカッチリしたイメージがあるわけでなく、描きながら
「こんな表情」
「こんな髪型」
「こんな性格」
「こんなシチュエーション」
「こんな服装」
「こんな性格の娘はこんなシチュエーションでこんな表情はしないな」
グルグル回っていきます。
はじめから狙って描けるようになりたいとは思うものの道は遠いです。


描いた人間のイメージしたものと一致しなくても、見てくれた人が絵の中「向こう側」を想像したくなるような、してくれるような絵が描けるようになりたいです。
自分でその続きを描いてみたくなるような、そんな絵が描きたいです。描けるようになりたいです。




去年の目標(テーマ)は「もっとかわいく(魅力的に)」、「もっとていねいに」だったのですが、今年もそれを目標にさらにもう少し色塗りを上手になりたいです。
できることなら単語や擬音ひとつで表現、形容できるような色の塗り方ができないものだろうか…。


そんなこんなですが、本年もよろしくお願いいたします。

「NASのデータを救出せよ!」大作戦 展開中

3ヶ月というやや短めの「お久しぶり」でございます。


Pose Maniacsの「30秒ドローイング」は相変わらず続けていますが、今日は違うお話。
NASのデータを救出せよ!」大作戦を展開中。


PCなどの個別の端末に直接、外付けをするハードディスク(以下、HDD)とは違って、HDDをネットワーク越しにつなげる「NAS(Network Attached Storage)」というものがあります。
で、使用しているNASのひとつがエラーを表示して動かなくなってしまいました。
月曜日の朝の出来事。
お仕事が午後からだったのは、幸か不幸か。
わずかに聞こえてくる駆動音がしなくなったと思ったら「ピー、ピー、ピー…」とエラー音を発した後、回復してくれませんでした。
1週間ほど前にも同じ症状で一度、止まっていて、リセットしたり、電源プラグを抜いてしばらく放置したら回復してくれたのですが…。


重要なデータはバックアップしてあるし、3年弱使っているので「こんなものなのかな」とあきらめはついていたのですが、検索してみるとそのエラーの場合、電源周りの異常であることが多いらしく、HDD自体は無事な場合があると…。
iTunesで聴いてる楽曲ファイルはHDDがだめになっても、ちまちまとCDから再エンコードすればいいかなと思ってバックアップしてなかったりするのですが、その手間を考えると少し恐ろしくもあり。
HDDが無事ならばNASを新調するより安価、ということで昨日から大作戦を展開中だったりします。


NASを分解してみると検索して見かけた症状と同じで、コンデンサの「妊娠」という状態でした。
(この表現、ちょっと失礼かもしれないけれど、同じ環境の情報共有のためお許しください)
該当するコンデンサの頭(上部)がぷっくりと盛り上がっていまして、これによってHDDの駆動に必要な電圧が供給されない→HDDが認識されない→エラーということらしいです。
ああ、ありがたいな先達、ありがたいなgoogle先生、ありがたいなインターネット…。


んで、さっそくHDDを取り出して、そのHDDを入れるためのHDDケースを注文。
これが月曜日の午前中までの話。


そして注文したケースも翌、火曜日には届いたのでさっそくHDD挿入、もう一台のNASにある外付けHDD増設用のUSB端子に接続。
うん、HDDは無事です。「増設HDDとしては」認識されてます。
ただ、ここからが大変。
このNASのHDD、「XFS」というフォーマットの形式なのでWindows PCに直接つないだり、上記のように「つないだだけ」では残っている中身は読み取ってくれません。
(NASに「増設」した場合、使用するには一度フォーマットが必要)


Linux系OSであれば「XFS」形式を読み取れるそうで、Windows PC環境でもLinux系OSをインストールせずにCD-ROMやDVD-ROMからBOOTできるという「KNOPPIX」をダウンロード中。
一度、容量の小さなCD-ROM版で試みるもうまく起動できなかったのでDVD-ROM版をダウンロード中です。
完了まであと1時間弱。「ひかり」じゃないから遅いのです。


というのが、大作戦の現状でございます。
さて、としゆきは無事に全データを救出することができるでしょうか。
続きはWebで!!


LAN環境もギガビットではないので、データの移動等にも相当時間がかかると思うので、結果は追記か新たに記事を書きたいと思います。






最近は、いろんなことを平行して行って、それぞれの効率が悪くなってどれも中途半端になっているという状況です。
DVD鑑賞もゲームも「目の前にある楽しみ」ではあるのですが、年齢を重ねると経験から先読みしてしまって、「目の前にある楽しみ」を「はじめると、これは数時間終わらない」という「拘束」のような感覚で捉えて、先延ばしにしてしまうことがよくあります。
「楽しみ」を楽しまない、楽しめない後悔も経験しているはずなんだけどな。
優先順位って難しいよね。






ちなみに大作戦 展開中の該当NAS
BUFFALOの「LS-GL」シリーズです。
エラーコードは「E16」です。


もう一度、ありがたいな先達、ありがたいなgoogle先生、ありがたいなインターネット。



                                                                                                • -

10/9(土) 追記


備忘も兼ねてひとつのところにまとめた方がよいかと思い、追記という形にしました。


5日の帰宅後、ダウンロードした「KNOPPIX」をDVDに焼いて、無事に起動することもできました。
5日の記事本編の時点では、データ救出をするHDDは、別のNASのUSB端子に接続していましたが、救出に際してはPCに直接、接続し、PCと有線でつないだルータ経由でNASに移動させました。


   HDD===PC---有線---ルータ---有線---NAS


↑こんな感じ。
普段はPCとルータ間は無線なのですが、「KNOPPIX」起動時に無線のSSIDなどの設定が引き継げるのかどうかと、設定が必要な場合の手間が不安だったので有線で。


KNOPPIX」起動後、まずはHDDの中身を確認。
Windowsのタスクバーにある「Quick Launch」にあたる部分にあるフォルダのアイコンをクリック。
「PCMan ファイルマネージャ」が起動します。
「PCMan ファイルマネージャ」はWindowsエクスプローラと同じ感覚で使えます。
左側サイドペインにPCに認識されてるHDDが領域(ボリューム)ごとに表示されているのでわかりやすいです。
で、救出目的のHDDも認識されていてファイルも無事。


では、NASへ移動を思ったら…「NASはどこにあるのかしら?」
「PCMan ファイルマネージャ」に同じように表示されるのかと思ったら違った。
というかわからなかったので、再びGoogle先生のお世話に。


Windowsの「メニュー」にあたる左下の(たぶん)ペンギンのアイコンから
インターネット→「Konqueror」を起動。
ウィンドウが開くと「ネットワークフォルダ 共有ファイルとフォルダ」という項目があるのでクリック→「Samba Shares」をクリック。
で、該当するNASなどを開くにはルータのDHCP機能などで割り当てられているIPアドレスを確認、把握しておく必要があります。


「Samba Shares」を開いた状態のアドレスバーの入力欄の「smb:/」の後にIPアドレス(192.168.○○.□□など)を入力してEnter。
これで、共有されているNASなどの中身をWindowsエクスプローラと同じ感覚で使えます。


あとは単純作業。
最初の「PCMan ファイルマネージャ」の救出HDDウィンドウからこの「Samba Shares」のウィンドウに移動またはコピーしてあげればいいだけです。
これについてはWindowsとまったく同じ操作。


ひとつひとつのファイルはそんなに大きくなくても、ある程度の容量のストレージ間のファイル全体の移動は時間がかかってかなり大変です…。
洗濯機とレンジとファイルの移動・デフラグなどは眺めてると時間がもったいないよ!!


そんなこんなで本日まで小分けにしてゆっくりとコピーして、もともとの構成に再現しておりました。
無事、すべての作業終わりました。作戦終了。



やっぱりありがたかった先達、google先生、インターネット。
スクリーンショットを用意できればよかったですね、ごめんなさい。


ではでは。

Pose Maniacsの「30秒ドローイング」を半年間、毎日やってみたよ

Pose Maniacsの「30秒ドローイング」を半年間、毎日やってみました。
カレンダー上で半年間。
1/5日(火)から7/6(火)まで、183日でいいのかな?


毎朝。出張など泊りのお出かけなどで朝にできない場合は、帰宅後の夜に。
毎日続けてるということは、半年の間で2泊以上したことがないということでして、なんとなく悲しい…。
うん、悲しい…。


続けたことでどんな変化があったのか、なかったのか…。
見ていただくのが一番かと思いますので、興味とお時間がある方はフォトライフPose Maniacsフォルダをご覧ください。

とりあえず、初日と最新のものを。(画像をクリックするとオリジナルの大きさで見られます)
1/5(火)7/6(火)



今のところの感想ですが、

  • 続ければ慣れる。
  • 「見たものを描き写す」ことと「イメージしたものを描き起こす」ことは別な作業。
  • 描いたことのあるものは、なんとなく描ける。


残念ながら、絵を描くこと全般に対して「これができるようになった」と明確に言えるような感覚はないです…。
30秒ドローイング」は慣れました。
けれど、イメージしたものを描こうとしたときにすぐに描けるようになったわけではないし、むしろ「こうじゃない」、「こうしたい」ということが先行してしまう感じです。
「何かが良くない」のがわかるけれど、「何なのか」、「どうしたらいいのか」が
わからないままと言ったらいいのでしょうか。
「描いてみる」、「繰り返してみる」ということ以外はないんですね、たぶん。




半年という節目は越えましたが、もう少し続けてみたいと思います。
これからも毎日できるかはわかりませんが。


「続けても何にもなんねえよ」みたいなまとめになってますが、
30秒ドローイングができるようになります!」と言っておきます。


こんな勝手にはじめて、勝手に続けていたことなのですが、半年間続けていられたのは、
毎日のように☆をつけてくださった方々、ハイクやハイク2の絵に☆をくださった方々、
久しぶりに更新したダイアリーでも様子を見に来てくださった方々、
声をかけてくださった方々、
みなさんの反応をいただけていたからだと思っています。
本当に本当に励みになりました。
ありがとうございました。ありがとうございました。





============================
以下は、切欠とかどんな風にやっているかなどなどです。
最後の方に、日を追ってどんな特徴的な変化があったのかをまとめてみますので、興味がある方はご覧ください。


切欠は、年末年始の休みにハイクで描いた絵やうごメモを見返したことでした。
「ちょっとひどいな」「もう少しどうにかしたいな」と思いました。
そんなことで毎朝、30分早く起きるようにして朝一ではじめてみました。
実際は、ハイクの絵を描いてそのまま朝になってしまって1時間くらい仮眠をとるかそのまま起きてて、
30秒ドローイング」、出勤、帰宅、睡眠、起きてハイクで絵を描く…そんな生活パターンになっています。


当初の目的は、ハイクで絵を描いていくんだから「ハイクのお絵描きツールに慣れる」ことと「早く描けるようになること」
…だったのですが、マウスで描いてた頃の方が早いな。
…最近はひとつの絵を描くのに何時間もかかっちゃうことがあります。
もともと小さく描く癖があったので、大きく描くことを意識してることも要因なのかも。




ブラウザはFirefoxでアドオン(拡張機能)にGreasemonkey
ハイク用のスクリプトを入れてあります。(外部の配布先にリンクしてあります)

「ハイク」と「30秒ドローイング」をそれぞれ開いたブラウザを左右に並べたときにキャンバスの横幅が大きく利用できます。

投稿ボタンを押したときにハイクに直接、画像が投稿されず、コメント入力できるようになります。その時点で画像はフォトライフに保存されています。

キャンバス下端を動かしてしまって絵を消してしまう、いわゆる「うにょーん」を回避できます。


その他にもハイクを便利にできたり、絵を描くときに活用できるスクリプトもいくつもあるので、
はてなハイクまとめWiki」内の「Greasemonkey Script」のページを覗いてみてください。




実際の作業は、はじめにキャンバス下端を最大まで伸ばしておきます。
上記のスクリプトの項でも書きましたが、「ハイク」と「30秒ドローイング」をそれぞれ開いたブラウザを左右に並べて、ハイク側のキャンバスをスクロールさせながら淡々と描き続けていくだけです。
1セット15分くらいで、30体くらい描いてるのか…それを2セットやってます。




それでは、特徴的な変化が見られた日を画像へのリンクとともに挙げていきたいと思います。
これは、一昨日、昨日と自身で見返して気付いた、感じたことなどです。
Pose Maniacs、30秒ドローイング以外のことも挙げてありますが、
気持ちのうえで「これがあったの(やったの)は良かった」ようなことです。


01/05 初日 最小ペン グレー 迷い線多 1セット
01/06 2日目から2セット ペンは2番目の太さ 30秒で姿勢を描き写すことだけで必死 男女の判別不能
01/08 4日目、ようやくふくらはぎのふくらみが描けてる 線はガタガタ
01/11 1週間、女性の胸の描写が
01/13 関節ごとに途切れ途切れながら、線のガタガタが少しだけなくなってきたかも
01/16 男女の違いがなんとなく判別できる絵に
01/19 2週間、「人っぽくなった」 このときには顔がどちらを向いてるかとか判別できない
01/25 3週間、このあたりで体のライン(肉付き)をなんとなく意識して描けるようになってたのかも
     顎の線と首の線の入り込み、付き具合で、顔向きを表現しようとし始めてるかも
     30秒ドローイングとは別に時間制限なしのポーズにエヴァプラグスーツ姿の3人を描き始める
     ポーズの上に置いてみるやり方 
     「色塗りの練習もしないと」って思ってました
01/31 足の爪先、踵を意識し始めてるかも


02/05 1ヶ月ということなのか最小ペン使って描いてる 色も黒系に 線はガタガタ(実はマウスモードが原因)
02/09 最小ペンで描き続けてる はじめの頃のように「迷い線が多くなった」って描いてある
02/11 2番目の太さのペンに 関節ごとの線の隙間が大きい
02/17 1ヶ月以上続けても「何かができるようになった」という確かな感覚がなくてかなり落ち込んでたような
     でも、重心の位置、各部への体重の乗り方など意識し始めてる気がする
02/24 「アオリ」視線の場合の顎の下を描き込んでる
02/26 頭部と頸部の境の線を描き込んでる
02/28 はてなちゃん同人誌計画用のはてなちゃんのイラストをSAIで描く
     「大きい絵」「SAIで」「呼びかけに応じて」とまじめに描いたのはじめて
     このときはペン入れレイヤーがあるの知らなかったです


03/01 肉付きをもっと強調したくなったのか 角ばってる
03/07 臀部など足の付け根を意識し始めたかも 2ヶ月経ってやっと?
03/09 「もっと数を」ということなのか キャンバスの下に行くほど小さく、たくさん描くように
03/11 少し前から手のひらや指を意識して描き始めてるかも
03/14 再び最小ペン 2セットのうち1セット目、2セット目で太さを変える この日から
     この頃、ハイク2で「おはよう」の絵を描き始めてる
     「とにかく何か描いていこう」っていう前向きな姿勢だったのかも
03/2021 ダメ、ヒドイって描いてある 何か気に入らなかった様子 なんだろう?
     「30秒でももっと」っていう欲がでてきたのかな?
03/25 この頃、顔の凹凸を意識し始めてるかも
03/26 SAIを弄って補正の利き方を味わった後、ハイクで描いたら30秒に「追いつかない」って書いてある
03/30 手足の太さがやっと安定してきてるかも


04/03 ハイクには投稿してませんが、再びSAIでまじめに初音ミクさんを描いた
     別の背景を描いていたけれど、うまく描けずにとりあえず空を描いて充てる
     このときはペン入れレイヤー使ってますね。これ、放置したままだ…
04/04 背骨のラインや胸筋、足の裏を意識し始めたかも
04/07 Pose Maniacs内のネガティブスペースドローイングもやってみました
     3ヶ月になるので、そろそろダイアリーで「やってるよ」というまとめを書こうか迷ってた時期
     ネガティブスペースドローイングや他に描いた絵があまりにも惨いので、
     「もう少し続けてがんばってみようかな」という結論
04/12 「手の表情」といったらいいのか、指先を意識し始めたかも
04/13 鼻が初登場 俯瞰での眉の線の入り込みも でもこの日だけ 16日まで見当たらず
04/17 再び、Pose Maniacs内のネガティブスペースドローイング
     ネガティブスペースドローイングをやった当日、翌日は関節ごとの肉付きの意識が強いのかも
     とても「人っぽい」気がする
04/20 この日以降、鼻や眉の線を入り込ませることで目のくぼみを描こうとしています
     顔の向きをより明確にできます
     一体一体が小さくなりはじめたからかも 重なって描くようにもなってる
04/23 臀部の上部のラインや肩甲骨を描き始めてる
     体をねじった状態も線を入り込ませることでよりそれらしく描こうとし始めた
     3ヶ月以上かかって、その辺に気を回せるようになったのね


4月最終週から5月の頭は気持ちに余裕がなかったです
他の絵もどうやって描いていいのかさっぱりわからなかったし、
これを「続ける」ことくらいしかできなかったです


誕生日にたくさんの方からお祝いしていただけて、とてもうれしかったです
お返しをしていくのが当面の目標のひとつ


5月〜6月中旬はそれほど大きな変化はないような
傾向として
・首から肩先が短くなる
・頭、顔から描き始めて、丁寧に描こうとすると足先で時間が足りなくなる
・足首が細すぎる


これはちょっとひど過ぎるかもね
6月上旬のものは胴、手足が長い
慣れ過ぎから「それっぽく」だけに終始してた気がします


6/12 ペンタブの設定を「マウスモード」から「ペンモード」に変更
    ハイクのお絵描きツールで絵を描くハイカーさんが、半透明ペンや最小ペンでも線がガタガタしないのが
    不思議だったのですが、原因は「マウスモード」であることに今さら気付く


    30秒ドローイングをはじめたときにスクロールバーを短時間で動かしたいという理由で
    ずっと「マウスモード」で使ってました。
    前日のマウスモードのもの


これ以降、「より丁寧に」、「より正確に」ということを意識するようにしています
でも、ときどき忘れます
「30秒で描く」こととの間でも揺れてます




そんなこんなの半年でした。




最後の最後ですが、もう一度
みなさん、どうもありがとう。
uho-iiotokoさん、メルクレッサさん、どうもありがとう。